新型コロナウイルスの影響で、外出自粛やテレワークに切り替え、ご自宅で過ごされている方も多いことと思います。
しかし、長期間ご自宅の中で過ごしていると、不安やストレスが増大しイライラしてしまう方も多く見受けられます。
ストレスを緩和するためには、適度な運動や日光浴などが効果的とされています。
特に大切なのは心身ともに深いリラックス状態を保つことです。
そこで、今回はご自宅に居ながら自然の香りで深いリラックス状態に没入できる屋久杉アロマの活用法をご紹介します。
≪Today’s Contents≫
1.屋久杉のアロマ・精油とは?
2.屋久杉精油の効果・効能
3.アロマディフューザーでの使い方
4.リラックス状態に導く屋久杉精油の活用法
“屋久杉”は、日本初の世界自然遺産・屋久島に自生する杉の総称です。
しかし、屋久杉と名乗ることができるのは標高500m以上に自生し、しかも1,000年以上生き続けたものだけと定められています。
通常、アロマや精油に用いられる木材の大多数は山で伐られてスグに蒸留等によって抽出されるものが多いのですが、屋久杉は今から300~400年前(江戸時代)に伐採されて搬出できなかったものが多く、伐られて300~400年ほど大自然のなかで“熟成”されたものも精油原料に加えているため、極めて深く濃厚で芳醇な香りをベースとしているのが特徴です。
森林保護の観点から2019年3月を最後に市場での売買が禁止されたため、原料の屋久杉は減少の一途を辿っています。そんな屋久杉の精油は水蒸気蒸留法にて100%天然樹脂成分を抽出しています。
約100㎏の原料に対して、抽出できる精油は約900㎖ほどと非常に少なく、希少性が高い資源といえます。
屋久杉の精油には、“テルペン”と呼ばれる植物由来に特性を持つ生体物質成分が豊富に含まれています。
特に屋久杉精油の構成成分は、ほとんどがテルペン類をベースとしており、高いリラックス作用などの効果が確認されています。
ここでは、屋久杉の精油がもたらしてくれる効果・効能についてご説明していきます。
①高いリラックス作用
屋久杉精油の香りを嗅いだ際にスッキリとした気分になるのは、香気成分が鼻から脳に届き、脳内でリラックス時に発生するα波が出るためと言われています。
α波が出ることにより、脳の周波数が8~13Hzの範囲で安定し、神経を落ち着かせて高いリラックス状態に導いてくれます。
②緊張の緩和(興奮を鎮める)
屋久杉の精油には、テルペンのなかでもβ-オイデスモールが多く含まれており、精神的ストレス負荷時に交感神経の興奮を抑制する効果などがあることなどが報告されています。
また、エレモールと呼ばれる成分も含まれ、こちらは高いヒーリング効果を持つことで知られており、神経系の興奮の鎮静に役立ちます。
③呼吸数の減少
上述したβ-オイデスモールと同様に、“セスキテルペン”と呼ばれる成分も非常に多く、この成分の効果によって咳止めや呼吸困難を緩和するという役割を有しているため、呼吸を落ち着かせ、鎮静状態に向かわせることも解明されています。
④睡眠の質向上
先程ご紹介したセスキテルペンに含まれる成分には、副交感神経系が向上し自律神経の安定性が高まることも知られています。副交感神経が高まることで、神経が落ち着き睡眠の質向上に繋がっています。
⑤免疫力の向上
また、セスキテルペンについては、この成分の香りを嗅ぐことで脳のα波の増加が観察されたため、自律神経系の整調、免疫力の向上に繋がっていることが報告されています。自律神経の安定が免疫力の向上に繋がり、自己防衛にも役立っているのですね。
⑥抗菌作用
日本最長寿とされる屋久杉の長寿の秘訣は、豊富な樹脂量にあるとされています。この樹脂が抗菌・防虫作用を発揮し、数千年という長い間、屋久杉を外敵から守っているのです。樹脂は精油に直結し、抗菌・消毒・防腐・防虫効果を発揮しています。
⑦高血圧を予防する効果
木の香りに心地良さを感じるのは、屋久杉の精油にも含まれる成分・テルペンの役割が大きいとされています。
国立医学図書館の実験の文献記録によると、高血圧症24名の被験者を対象に杉の香りを嗅ぐ前後で血圧・血流量を計測したところ、杉の香りによってどちらも下がったという直接的な実験結果が出ています。*¹
⑧炎症を抑制する効果
テルペン類に含まれるジンゲロールには、炎症や痛みを鎮める鎮静効果を持ちます。また、ヒスタミンの放出を抑制して、アレルギー症状を緩和する働きもあります。
どの病院でも治せなかった犬の皮膚アレルギーに対して屋久杉の精油を希釈して塗布すると、治癒したというお話を伺いました。
以上、8つの効果が屋久杉の精油には秘められています。
人は自然の恩恵を受けて、生かされているのだと感じますね。
これだけの効果が期待できる屋久杉精油・アロマ。
大自然の力を上手く生活に取り入れて、日常の癒し時間に転換していくための活用法をご紹介していきます。
弊社のディフューザーの場合、付属のガラス瓶に精油をお好みの量だけ垂らして頂き、ディフューザー正面の電源ボタンを押すと起動します。
(精油を入れる際、ガラス瓶のMAX線の目盛り以上には入れないようご注意ください)
水で薄めて使用する超音波式の場合、水100㎖に対して精油3~4滴が目安ですが、濃い香りを試したいという場合は精油量を自由にご調整ください。
弊社のディフューザーのように、水を必要としない噴霧式/気化式(ネブライザー式やアロマドロップ式)と呼ばれるものの場合は、目盛り線以下に精油を直接垂らしてお使い頂けます。
広範囲に長く、強く香りを届けてくれて、水を使わないため菌が繁殖しにくくメンテナンスが気軽という利点があります。
もし、使い方が分からないという方はお気軽にご連絡をお待ちしております。(お問い合わせ)
ディフューザー以上に、屋久杉精油を楽しみつつ効果を最大限発揮したいという方には、ぜひ次の活用法をお試しいただけたらと思います。
これまで屋久杉の効果効能などについて触れてきましたが、屋久杉精油の効果を最大限発揮しつつ、手軽にリラックス状態に導く方法をおすすめします。
それが、ホットアイマスクと屋久杉アロマの併用です。
ご自宅での、おうち時間が長くなると近くを見る時間が増え、目が疲れやすくなります。目を温めることで眼精疲労はもちろん、全身の血流促進にも繋がり、身体のリラックス効果を高めてくれます。
手順はいたってシンプルです。
①まず、横になる場所の近くにアロマディフューザーを置き、香りをたき始めます。
②次に、タオルを温水に浸け、硬く絞り、横になって目の上に乗せます。
③あとは、自然と眠るように呼吸を深く落ち着かせ、香りと呼吸に集中するだけです。
いつの間にか寝落ちしてしまうという方が私の周りにも多く、自宅勤務や育児家事などで多忙な主婦業の方など幅広く活用していただいております。
眼を温め、周囲の光を遮断することで副交感神経を優位に働かせて、屋久杉の精油の香りで全身のリラックスに繋げましょう。
森林浴で得られる効果もありますが、遠出できない状況や自然環境に触れることが難しい時期こそ、“おうちで森林浴”に屋久杉の精油を取り入れてみてはいかがでしょうか。
皆様の健康と、生活にほんの少しの豊かさをお届けできれば幸いです。
>>屋久杉アロマの商品詳細はコチラです
>>屋久杉精油の商品詳細はコチラです
〈注釈〉*¹参考文献『国立医学図書館』
新型コロナウイルスの影響で、外出自粛やテレワークに切り替え、ご自宅で過ごされている方も多いことと思います。
しかし、長期間ご自宅の中で過ごしていると、不安やストレスが増大しイライラしてしまう方も多く見受けられます。
ストレスを緩和するためには、適度な運動や日光浴などが効果的とされています。
特に大切なのは心身ともに深いリラックス状態を保つことです。
そこで、今回はご自宅に居ながら自然の香りで深いリラックス状態に没入できる屋久杉アロマの活用法をご紹介します。
≪Today’s Contents≫
1.屋久杉のアロマ・精油とは?
2.屋久杉精油の効果・効能
3.アロマディフューザーでの使い方
4.リラックス状態に導く屋久杉精油の活用法
1.屋久杉のアロマ・精油とは?
“屋久杉”は、日本初の世界自然遺産・屋久島に自生する杉の総称です。
しかし、屋久杉と名乗ることができるのは標高500m以上に自生し、しかも1,000年以上生き続けたものだけと定められています。
通常、アロマや精油に用いられる木材の大多数は山で伐られてスグに蒸留等によって抽出されるものが多いのですが、屋久杉は今から300~400年前(江戸時代)に伐採されて搬出できなかったものが多く、伐られて300~400年ほど大自然のなかで“熟成”されたものも精油原料に加えているため、極めて深く濃厚で芳醇な香りをベースとしているのが特徴です。
森林保護の観点から2019年3月を最後に市場での売買が禁止されたため、原料の屋久杉は減少の一途を辿っています。そんな屋久杉の精油は水蒸気蒸留法にて100%天然樹脂成分を抽出しています。
約100㎏の原料に対して、抽出できる精油は約900㎖ほどと非常に少なく、希少性が高い資源といえます。
2.屋久杉精油の効果・効能
屋久杉の精油には、“テルペン”と呼ばれる植物由来に特性を持つ生体物質成分が豊富に含まれています。
特に屋久杉精油の構成成分は、ほとんどがテルペン類をベースとしており、高いリラックス作用などの効果が確認されています。
ここでは、屋久杉の精油がもたらしてくれる効果・効能についてご説明していきます。
①高いリラックス作用
屋久杉精油の香りを嗅いだ際にスッキリとした気分になるのは、香気成分が鼻から脳に届き、脳内でリラックス時に発生するα波が出るためと言われています。
α波が出ることにより、脳の周波数が8~13Hzの範囲で安定し、神経を落ち着かせて高いリラックス状態に導いてくれます。
②緊張の緩和(興奮を鎮める)
屋久杉の精油には、テルペンのなかでもβ-オイデスモールが多く含まれており、精神的ストレス負荷時に交感神経の興奮を抑制する効果などがあることなどが報告されています。
また、エレモールと呼ばれる成分も含まれ、こちらは高いヒーリング効果を持つことで知られており、神経系の興奮の鎮静に役立ちます。
③呼吸数の減少
上述したβ-オイデスモールと同様に、“セスキテルペン”と呼ばれる成分も非常に多く、この成分の効果によって咳止めや呼吸困難を緩和するという役割を有しているため、呼吸を落ち着かせ、鎮静状態に向かわせることも解明されています。
④睡眠の質向上
先程ご紹介したセスキテルペンに含まれる成分には、副交感神経系が向上し自律神経の安定性が高まることも知られています。副交感神経が高まることで、神経が落ち着き睡眠の質向上に繋がっています。
⑤免疫力の向上
また、セスキテルペンについては、この成分の香りを嗅ぐことで脳のα波の増加が観察されたため、自律神経系の整調、免疫力の向上に繋がっていることが報告されています。自律神経の安定が免疫力の向上に繋がり、自己防衛にも役立っているのですね。
⑥抗菌作用
日本最長寿とされる屋久杉の長寿の秘訣は、豊富な樹脂量にあるとされています。この樹脂が抗菌・防虫作用を発揮し、数千年という長い間、屋久杉を外敵から守っているのです。樹脂は精油に直結し、抗菌・消毒・防腐・防虫効果を発揮しています。
⑦高血圧を予防する効果
木の香りに心地良さを感じるのは、屋久杉の精油にも含まれる成分・テルペンの役割が大きいとされています。
国立医学図書館の実験の文献記録によると、高血圧症24名の被験者を対象に杉の香りを嗅ぐ前後で血圧・血流量を計測したところ、杉の香りによってどちらも下がったという直接的な実験結果が出ています。*¹
⑧炎症を抑制する効果
テルペン類に含まれるジンゲロールには、炎症や痛みを鎮める鎮静効果を持ちます。また、ヒスタミンの放出を抑制して、アレルギー症状を緩和する働きもあります。
どの病院でも治せなかった犬の皮膚アレルギーに対して屋久杉の精油を希釈して塗布すると、治癒したというお話を伺いました。
以上、8つの効果が屋久杉の精油には秘められています。
人は自然の恩恵を受けて、生かされているのだと感じますね。
これだけの効果が期待できる屋久杉精油・アロマ。
大自然の力を上手く生活に取り入れて、日常の癒し時間に転換していくための活用法をご紹介していきます。
3.アロマディフューザーでの使い方
弊社のディフューザーの場合、付属のガラス瓶に精油をお好みの量だけ垂らして頂き、ディフューザー正面の電源ボタンを押すと起動します。
(精油を入れる際、ガラス瓶のMAX線の目盛り以上には入れないようご注意ください)
MAX目盛りを越えないように精油を垂らします ボタンを押すだけでスグに起動します水で薄めて使用する超音波式の場合、水100㎖に対して精油3~4滴が目安ですが、濃い香りを試したいという場合は精油量を自由にご調整ください。
水に薄めて使用する噴霧式ディフューザー弊社のディフューザーのように、水を必要としない噴霧式/気化式(ネブライザー式やアロマドロップ式)と呼ばれるものの場合は、目盛り線以下に精油を直接垂らしてお使い頂けます。
広範囲に長く、強く香りを届けてくれて、水を使わないため菌が繁殖しにくくメンテナンスが気軽という利点があります。
もし、使い方が分からないという方はお気軽にご連絡をお待ちしております。(お問い合わせ)
ディフューザー以上に、屋久杉精油を楽しみつつ効果を最大限発揮したいという方には、ぜひ次の活用法をお試しいただけたらと思います。
4.リラックス状態に導く屋久杉精油の活用法
これまで屋久杉の効果効能などについて触れてきましたが、屋久杉精油の効果を最大限発揮しつつ、手軽にリラックス状態に導く方法をおすすめします。
それが、ホットアイマスクと屋久杉アロマの併用です。
ホットアイマスクご自宅での、おうち時間が長くなると近くを見る時間が増え、目が疲れやすくなります。目を温めることで眼精疲労はもちろん、全身の血流促進にも繋がり、身体のリラックス効果を高めてくれます。
手順はいたってシンプルです。
①まず、横になる場所の近くにアロマディフューザーを置き、香りをたき始めます。
②次に、タオルを温水に浸け、硬く絞り、横になって目の上に乗せます。
③あとは、自然と眠るように呼吸を深く落ち着かせ、香りと呼吸に集中するだけです。
いつの間にか寝落ちしてしまうという方が私の周りにも多く、自宅勤務や育児家事などで多忙な主婦業の方など幅広く活用していただいております。
眼を温め、周囲の光を遮断することで副交感神経を優位に働かせて、屋久杉の精油の香りで全身のリラックスに繋げましょう。
森林浴で得られる効果もありますが、遠出できない状況や自然環境に触れることが難しい時期こそ、“おうちで森林浴”に屋久杉の精油を取り入れてみてはいかがでしょうか。
皆様の健康と、生活にほんの少しの豊かさをお届けできれば幸いです。
>>屋久杉アロマの商品詳細はコチラです
>>屋久杉精油の商品詳細はコチラです
〈注釈〉*¹参考文献『国立医学図書館』