直径1800 × 2350 × 厚160 – 240 ㎜ という巨大な屋久杉の輪切りを、上面厚さ80㎜で製材しました。
その様子をお伝えいたします。
今回製材をお願いしたのは、愛知県弥富市のヤトミ製材様。
到着後すぐに、板の状態を細かく確認し、製材の準備へと入ります。
屋久杉が動かないように、鎹(かすがい)を下部2箇所、上部2箇所の計4箇所に打ち込み、しっかりと固定。
次に行われるのは、最も重要な工程のひとつ。
どの位置が鋸に対してフラット(平面)になるのかを見極める作業です。
板のわずかな傾斜を読み取りながら、角度を微調整し、製材鋸に対して正確に板の平面が当たるよう慎重に合わせていきます。
この精度が、仕上がりの美しさを左右します。
さらに、「せっかくの屋久杉の板だから」と、鋸を新品へ交換いただくご厚意も。
素材に対する敬意と職人の誇りが感じられる瞬間でした。
まずは、鋸と板が完全に平面で合っているかを丁寧に擦り合わせ。
狂いのない状態を確認します。
擦り合わせが終わると、いよいよ本製材へ。
ヤトミ製材様の細かな気配りとチームワークにより、巨大な屋久杉の輪切りは全く傷つくことなく、美しく挽き上げられました。
◯ 上面 1枚目:GX-28
◯ 下面 2枚目:GX-29
製材によって、新たな木肌が露わになりました。そこに広がっていたのは、美しい「光明杢」でした。
屋久杉輪切りの中心(芯)に向かって、放射状に走る光明杢の輝き。穴や傷がある部分、特に入り皮付近には、豊かな光明杢が密に現れています。
屋久杉は落雷や風雪害、獣害などによって傷を受けると、自ら樹脂を分泌し傷を覆い、自然治癒しようと努めます。その過程で生まれるのが光明杢です。
つまり、この美しい杢は、木が傷などの受難を乗り越えようとした証ともいえます。
厳しい自然環境の中で、千年以上を生き抜いてきた屋久杉。
その歴史は、板の表情として静かに刻まれています。そうした生の尊厳を板肌から感じ取ることができるのも、屋久杉という素材の持つ本質的な価値だと改めて感慨深い気分になりました。
製材した商品についてはコチラをご参照ください
→ 屋久杉 輪切り GX-28
→ 屋久杉 輪切り GX-29
お問い合わせはコチラより
ー 新たな表情が現れる瞬間 ー
直径1800 × 2350 × 厚160 – 240 ㎜ という巨大な屋久杉の輪切りを、上面厚さ80㎜で製材しました。
その様子をお伝えいたします。
木を活かす製材職人の技
今回製材をお願いしたのは、愛知県弥富市のヤトミ製材様。
到着後すぐに、板の状態を細かく確認し、製材の準備へと入ります。
屋久杉が動かないように、鎹(かすがい)を下部2箇所、上部2箇所の計4箇所に打ち込み、しっかりと固定。
平面を見極める繊細な調整
次に行われるのは、最も重要な工程のひとつ。
どの位置が鋸に対してフラット(平面)になるのかを見極める作業です。
板のわずかな傾斜を読み取りながら、角度を微調整し、製材鋸に対して正確に板の平面が当たるよう慎重に合わせていきます。
この精度が、仕上がりの美しさを左右します。
さらに、「せっかくの屋久杉の板だから」と、鋸を新品へ交換いただくご厚意も。
素材に対する敬意と職人の誇りが感じられる瞬間でした。
いざ、製材へ
まずは、鋸と板が完全に平面で合っているかを丁寧に擦り合わせ。
狂いのない状態を確認します。
擦り合わせが終わると、いよいよ本製材へ。
ヤトミ製材様の細かな気配りとチームワークにより、巨大な屋久杉の輪切りは全く傷つくことなく、美しく挽き上げられました。
◯ 上面 1枚目:GX-28
◯ 下面 2枚目:GX-29
現れた屋久杉の真価
製材によって、新たな木肌が露わになりました。そこに広がっていたのは、美しい「光明杢」でした。
屋久杉輪切りの中心(芯)に向かって、放射状に走る光明杢の輝き。穴や傷がある部分、特に入り皮付近には、豊かな光明杢が密に現れています。
傷や困難が生んだ美しさ
屋久杉は落雷や風雪害、獣害などによって傷を受けると、自ら樹脂を分泌し傷を覆い、自然治癒しようと努めます。その過程で生まれるのが光明杢です。
つまり、この美しい杢は、木が傷などの受難を乗り越えようとした証ともいえます。
千年を超える時間が刻まれた板
厳しい自然環境の中で、千年以上を生き抜いてきた屋久杉。
その歴史は、板の表情として静かに刻まれています。そうした生の尊厳を板肌から感じ取ることができるのも、屋久杉という素材の持つ本質的な価値だと改めて感慨深い気分になりました。
製材した商品についてはコチラをご参照ください
→ 屋久杉 輪切り GX-28
→ 屋久杉 輪切り GX-29
お問い合わせはコチラより