ペアカップセット
¥24,800 (税別)
屋久杉の緻密な木目を活かして製作したペアカップです。
作り手は、日本伝統工芸士・原寛諮(はら ひろし)作です。
樹齢千年の屋久杉特有の自然の模様や木目、持った時の手触りや温もりにこだわって、手作業で製作しています。
『落ちにくい』、『滑りにくい』形を実現しつつ、持ち心地と温もりが伝わる特別な商品です。
陶器や磁器、ガラスに比べて「割れにくい」という特徴があるので、贈り物としても安心してお選びいただける一品です。
木目や色、模様は全て異なりますが、良質な屋久杉の素材から制作し、極力ペアで模様が揃うように努めております。
世紀を超えて育まれた大切な素材ですので、世代を超えて受け継がれる商品になれば幸いです。
桐箱への刻印が可能となりました。1,650円(税込)にて承っております。ご注文時にお知らせくださいませ。
サイズ:
高さ90 ✕
口径65 ✕
底径60 ✕
mm
胴回り✕55 mm
備考:容量147㎖
商品コード:
商品カテゴリー: ペアカップ
【特典内容】
※お急ぎの場合、午前中〜16時の指定が出来ない場合がありますので、詳しくはお問い合わせくださいませ。
プレゼント、ギフト商品については、納品書やご注文明細書などの金額の分かる書類は一切同梱しておりません。
納品書等をご希望の場合は、ご注文時の備考欄に『納品書希望』とお書き添えくださいませ。
配送業者:佐川急便、ゆうパック等
こちらの商品は早い到着をご希望の方のために、即日発送サービスを適用しております。
13時までのご注文で当日発送。13時以降のご注文でも翌営業日発送できます。
(休業日の場合は翌営業日の発送となります)
大切な方へ伝えたいメッセージを屋久杉のカードに書いて贈りましょう。
木目が一つひとつ違うので、正に世界に一つ、お客様だけのオリジナル。
香りも楽しめるメッセージカードです。
お客様の声
K様 [女性・30代]
素早い注文対応と、イメージ写真ありがとうございます。
注文してからすぐに連絡をいただき、商品の到着も2日後でしたので素早い対応で助かりました。
商品到着前にはイメージ写真も送って下さりありがたかったです。
梱包も丁寧でよかったです。また機会があればぜひ利用させていただきたいと思います。
M.K様 [女性・ ]
いい香りに癒されました。
包装もセンスが良く、屋久杉のメッセージカードからいい香りがしてみんなでずっと嗅いでました(笑)癒されました。
最後まで丁寧な対応に感謝しております。 ありがとうございました。
K.N様 [男性・30代]
綺麗でスッキリした感じが好印象でした。
縁起が良いということで屋久杉のプレゼントで探していましたが、色々と見比べたうえで古さを感じない物が良かったので、綺麗でスッキリした感じが好きだったのでホームページを見て購入を決めました。
S.F様 [女性・30代]
丁寧な梱包と対応に感謝。
丁寧な梱包と対応でとても良かったです。ありがとうございました。
Y.G様 [女性・30代]
お電話にてありがとうございました。
迷いに迷って何度もお電話差し上げてしまいましたが、丁寧な対応でありがとうございました。大切に使わせていただきます。
お熨斗、梱包、包装について
熨斗
⑴熨斗の有無をお選び頂けます
⑵熨斗の表書き、名入れに加えたい文字を自由にお選び頂けます
※カート内にてご選択、ご指定くださいませ
※熨斗と水引はセットでお届けしております
全ての商品は国産の桐箱でお包みしております
国産の桐材にこだわり、東北で製作しています。
大切なお客様に喜んで頂けるよう、手作業で丁寧にお作りしています。
包装紙をご希望のお客様はカート画面にてご選択頂くか備考欄にてお知らせくださいませ。
リボンによる包装も承ります
熨斗・水引き以外の包装として、気軽にお渡しいただけるリボンによる包装も承っております(無料)。
ご希望のお客様はカート注文画面にてご選択いただけます。 ※リボン選択の場合、熨斗はお付けできません。
使用方法
0℃~常温の範囲で、熱湯や高温のものを避けてお使いください。
熱湯のものを直接入れてしまうと、屋久杉の香りが出てしまい本来のお飲み物の味が変わってしまいます。
ご使用後は、水で軽く洗い流し、中性洗剤の使用も可能ですが、強く擦りすぎると傷の原因となりますのでご注意ください。
洗浄後は、乾いた柔らかい布で水滴を拭いてください。
水を24時間以上入れたままにすると塗装面が白濁してしまう可能性があるのでご注意ください。
注意事項
◎熱湯を直接入れると屋久杉の香りが出てしまいますので、常温~低温のお飲み物を入れてお召し上がりください。
◎商品はすべて天然無垢材を使用しているため呼吸し続けています。
特に過乾燥の際には木が収縮し、ひび割れを生じてしまう可能性があります。
そのため、室内が乾燥し過ぎぬように加湿調整をお願いしております。
加湿器等が無い場合は、商品の近くに水を張った器を置くこともお勧めしております。
◎直射日光はお避けください。
◎繊細な材質ですので、尖ったものを引きずると簡単に擦り傷ができます。
また、鋭利なものが当たると打痕傷の原因となりますのでご注意ください。
よくある質問
Q1. 商品は何日で届きますか?
発送後1~5日後にお客様の元へ到着予定です。
13時までにご入金確認できたご注文については、即日発送させて頂きます。
13時以降のご注文及びご入金確認できた商品については、翌営業日の発送となります。
※一部離島、地域の場合は目安より遅れる可能性があります。
※交通事情、天候、その他の事情により目安より遅れる可能性がございます。予めご了承ください。
お盆、年末年始などの連休後は、注文が込み合うことが予想されますので、発送が上記より遅れる場合がございます。
Q2. 長寿祝いではないですが購入できますか?
熨斗や水引無しでもご用意できますので、長寿祝い以外でもご購入いただけます。
退職記念や結婚記念日などの贈り物にもご利用いただけます。
Q3. 注文明細書を同梱しないで欲しいのですが...
贈り物の商品については、金額等が分かる明細書を同封しておりませんのでご安心ください。
必要な方は備考欄にてお申し付け頂ければ郵送差し上げます。
Q4. 注文後、キャンセルはできますか?
ご注文内容の変更やキャンセルの場合は、早急にメールもしくはお電話にてご連絡ください。
既に発送済みの商品については原則キャンセルができませんので、予めご了承ください。
万が一、郵送後のお客様都合によるキャンセルの場合は、返送費用等をご請求させていただくことがございます。
Q5. 配達日の日時は指定できますか?
配達日・時間帯のご希望は、カートページにて承っております。
なお、お急ぎの場合は備考欄に「お急ぎ便希望」と入力ください。最短でのお届けとなります。
Q6. 商品の交換・返品はできますか?
商品到着後1週間以内の商品で、配達中の事故による破損や商品に欠陥がある場合に限り、ご返品を承っております。
但し、イメージが違う等のお客様のご都合による返品は受け付けておりません。
また、お客さまから事前のご連絡がなく、イメージ違い等で商品のみ返品された場合、送料等をご請求させていただくことがございます。ご了承下さい。
Q7. 傷が付いたのですが、補修できますか?
まずはお写真を拝見させて頂き、可能であれば補修させていただきます。補修に掛かる費用は都度お見積りをさせて頂いております。
また、配送に掛かる費用はお客様負担にてお願いしておりますのでご了承ください。
『屋久杉とは?』
屋久島で標高500mを越える山地に自生し、樹齢1,000年を超える杉を“屋久杉”と呼びます。
全国に生えるスギ科の木材と同じ素材ですが、通常の杉は500年余りが寿命と言われる中、屋久杉は2,000年を超える巨木が幾つか発見されています。
また、成長が大変遅く500年で直径40㎝にしか成長しません。日光の杉並木では360年程で150㎝を超えるものも存在しています。
大きな直径の屋久杉が、いかに珍しく貴重であるかが想像できます。
ゆっくり育つ屋久杉は材質が緻密で樹脂分が多く、腐りにくいので長生きすると考えられています。
成長は遅いのですが、スギとしては長命なので巨木になるといえるようです。
『屋久杉の歴史』
1560年頃、現在の鹿児島神宮の改築に使用されたのが記録に残る初めて伐採利用と言われています。
1587年には石田三成が薩摩藩主・島津義久に命じて屋久島島内の木材資源量の調査を行ない、屋久杉を建材として大阪に運んだとされています。
江戸時代に入り、屋久島島民の貧困を目の当たりにした儒学者・泊如竹が屋久杉伐採を島津家に献策し、
1640年頃から本格的な伐採が開始。
屋久杉は油分が多く、粘りが強い材質のため船材や屋根材などに加工され、島から出荷されていました。
1921年に入り、薩摩藩占有だった材の国有林化が認められると、伐採は更に本格化。
第二次大戦後の復興に多くの屋久杉が利用され、経済成長の礎となりました。
一方、伐採と同時に守る動きも活発になり経済成長が一服し輸入材の増加に伴い、
1985年には森林生態系保護地域が制定され伐採しない中枢部と、
生態系を保全しつつ利用する周辺部に分けられました。
1993年に屋久島が日本初の世界遺産に認定。同時に伐採は全面禁止となりました。
伐採自体は禁止されていますが、江戸時代に薩摩藩が伐採して島から持ち出せなかった 埋もれ木(通称,土埋木)が木材市場に競りで出土しています。
しかし、2019年3月に競り自体も全面禁止となり、正に入手不可能の木材となりました。
『屋久杉と小杉』
樹齢1,000年以上を“屋久杉”、未満のものを“小杉”と呼びます。
江戸時代には、加工し易い真っ直ぐな屋久杉が積極的に伐採されていました。伐採された事により周辺に太陽光が降り注ぎ、新たな杉が健やかに成長しました。
これを切り株更新と言います。樹齢数百年の“小杉”の多くは、こうして誕生したものです。
“屋久杉”は、人が手を加えず自然の育みの中で誕生したものと言われています。ひしめく山の中で太陽を浴びれず成長が著しく遅く木目が詰まっているのが 特徴です。現在の“屋久杉”の多くは、凹凸が激しく利用しにくいと判断され伐採されず残っているものです。
屋久島で見る事ができる縄文杉や大王杉など有名な巨木が代表例です。
『杢の種類』
屋久杉は普通の杉とは異なった特徴を持っています。色が濃く、香りが強いことがまず挙げられます。
また、永く生き続けるために樹脂が多く、
普通の杉の6倍以上含まれ、腐りにくく、虫にも強いという特徴を持っています。
成長が遅いため、年輪が細かく、独特の木目や杢と呼ばれる模様を持ち合わせています。
ここでは、その杢の種類をご説明して参ります。
水の気泡のように小さな渦がたくさん集まっている部分。 屋久杉の中でも大変希少で、大きなものはめったに見ることができません。樹脂が多いので重たく、赤黒い色合いのものが多いです。
木が傷を負ったり、屈折して成長することで無理な負荷がかかることで、まっすぐに伸びない部分に、独特な光の陰影があらわれます。 光る部分を光明(こうみょう)と呼びます。
規則正しい光の波が大きく、ゆらゆらと何層か合わせて光る杢を虎杢(とらもく)と呼びます。木が波打って育っていた部分が多く、泡瘤(あわこぶ)と 並んで最高級の素材です。
虎杢が大変細かく緻密に入り、煌びやかな杢です。立体感ある雰囲気が特徴的で大変希少性が高い種類ですので滅多にお目にかかれません。
油分が多く染み出し、褐色の光を放つ杢です。油分が多いため、通常の商品よりも重量がやや重いのも特徴です。
鶉の羽の模様に似ることからこう呼ばれています。極めて緻密で、何層にも折り重なる風情は多くの人を魅了します。
土埋木の繊維にそって侵食する“蓮根菌”が入ると小さな穴が開きます。これらが不均一に複数開くことで独特の表情があらわれます。
笹の葉が重なったように現れる杢。若い木は単調な山形ですが、年数経過するとギザギザの模様が現れてきます。