トチ一枚板021

赤身のない全体が純白のトチ一枚板です。

縮み杢が全面に広がり、華やかさを助長しています。

 

木表面には自然の入り皮跡の凹があるため、木裏面を中心に撮影しております。

しかしながら、木表面も同様に煌びやかな杢が全面に広がり、優美で上品な景色を見せてくれています。

 

見る角度や座る位置に応じて、この一枚が与えてくれる印象は其々全く異なります。

自然の成長過程で育まれてきた、唯一無二の姿形が暮らしの豊かさに繋がることを願っています。

サイズ: 縦2180 横(裏)700~910 (表)640~870 厚さ49 mm
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【栃(トチ)について】

優雅で純白、全てを魅了する美しい輝き

真珠のような純白で美しい輝きを放つ栃には、空間を引き立てる優雅さがあります。
綺麗な長方形型よりも歪曲した形状が多いため、一瞬で注目を引きつける存在感も魅力の一つです。
インパクトを与えつつ、くどくなくスッキリとした印象は、空間調和に最適です。
空間は勿論、色絵付け皿や料理の色などを引き立てる、正に日本の銘木といえます。
和でありながら、北欧、モダン、クラシック、和モダンなど多様なシーンで愛用されています。

◆栃(トチ)材の特徴

◆栃(トチ)材の特徴

全体的に乳白色~黄白色に近い色味が拡がっています。
心材(中央)は紅色が入ったものが多く、色調によって個体差が様々です。
表面は絹糸のような光沢が全面に拡がっており、縮み杢やリップルマークといった杢が入る事で知られ、杢入りの輝きは大変美しいため高額で取り引きされます。
ものによっては経年変化に応じて、飴色が強くなるのも魅力のひとつです。

全国的に広く分布していますが、特に北陸、中部、東北には巨樹も発見されており、石川県に育つ樹齢1300年のトチノキは国指定天然記念物にも指定されています。
海外ではマロニエ(西洋トチノキ)として、パリのシャンゼリゼ通りのマロニエ並木が有名です。
素材としては加工性に優れていますが、狂いが生じやすく乾燥管理が難しい一面もあります。

【栃(トチ)の歴史】

【栃(トチ)の歴史】

栃の木の応用の歴史は古く、およそ4,000~5,500年前に遡ります。
青森県にある三内丸山遺跡では栃の実をすりつぶして食用としていた遺跡が発見されています。
他にも栃の木で仕上げた漆器が発掘されるなど、栗やオニグルミと合わせて重要な資源だったことが判明しているのです。

栃の木は、実だけではなく、花も材も有用性が高く、用途が非常に多岐にわたっています。
栃の花から作られる蜂蜜は上品な香りで、重厚なコクがあるとされ、鉄分やミネラルを豊富に含むそうです。
独特な杢目や美しい表情を持つ材は高い市場価値を持ち、国内でも屈指の人気を誇る銘木です。
公園樹、街路樹や庭木といった観賞価値も高く、栃の木は無駄にする部分がないと言われています。

また、栃の巨木や巨樹は各地で御神木として天然記念物となり、保存木の扱いを受けており、人々の守り神として寿命を全うしています。
日本文化に深く根差した、縁深い日本の銘木です。

【トチの杢の種類】

如鱗杢 トチ_縮み杢

◆縮み杢(ちぢみもく)

横広の光沢が連鎖し、光の角度に応じて反射が変わる煌びやかな杢の総称。

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